魔道士の審査

 猟師の村のダークエルフギルドで転職クエの情報を聞き、ディオンの神殿にいる吟遊詩人ルカルに話を聞くことから始まりました。

こんにちは。旅人よ、私は大陸をさまよい、各地方の詩や歌を収集する吟遊詩人のルカルと申します。
ところで、知っていますか。歌と魔法は本来、1つの枝から始まった技芸だという事実を...。究極の魔力を駆使するメイジのアリアの声はまるで天上の歌と同じだそうです。特に、元素魔法は他の魔法と違い、霊魂を呼ぶ歌を完成させて、魔力を発揮するようになるそうです。

だから、レベルの高い元素魔法を駆使するメイジになろうとすれば、音律の意味をちゃんと理解しなければなりません。

魔道士が4大元素の音律についてどれだけ理解しているかテストするのがまさに魔道士の審査です。この審査を通過した者には上の元素魔法を習う機会が与えられます。

 魔道士の審査に挑戦すると言います。

いいです。それならば、まず私の話を聞いてみてください。

私は最近、夜ごとに聞こえてくるおかしな歌声で寝られません。この歌声は普通の人の耳には聞こえないようです。ただ私みたいに元素魔法をマスターした者の耳にだけ聞こえるようで...。

低くて気に障り、殷々ながらもぞっとするその歌声は明らかに人の声ではありません。メイジのアリアの音ではさらにあり得ません。

あなたがしなければならないことはこの不吉な音の根源を明らかにすることです。役に立ちそうな方を一人紹介してあげます。グルーディン村の神殿にいらっしゃるパリナさんです。元素魔法について見識が大変深い方ですよ。

絶えず耳のまわりで回るこの気分の悪い歌の正体について、パリナさんが何かしっていらっしゃるかもしれません。この手紙を見せれば、助けてくださるでしょう。

 なるほど。では一路港村へ、です。