運命の囁き(3)

 では、クエに戻ります。

エストロ レオリン:
このビーズの中に...。レイリアの魂が...?


...うん...彼女が感じられる...


...レイリア、本当によかった。...もう安らかに寝かせてあげる。


おい、若いの!どうもありがとう。これで、俺は悪魔たちの束縛から解放されたんだ。もう、運命を呪いながら生きていくなんて、終わりだ。これからが俺を破滅させた奴らに対する復讐の始まり、そして、地に落ちた俺の名誉を取り戻すチャンス!そのためには、お前の助けが必要だ。

 もちろん。

俺が悪魔たちにそそのかされて作った物はインフェルニウム セプターと呼ばれるスタッフだ。巨人時代以来枯渇しているという神秘の金属、インフェルニウム、その貴い材質で工芸品を製作する機会をくれると、奴らは俺を誘惑したんだ。そして、この時代のいかなるドワーフも触ることすらできない金属で作品を作れるという思いに、俺は何のためらいもなく承諾したんだ。


しかし、今となっては、俺の最高傑作であり、俺の没落の契機となったインフェルニウム セプターを3つとも取り戻すぞ!そして、溶鉱炉でそれを溶かして、お前のために新しい武器を作ってやろう。デス ロード ハラトとその部下たちに対抗できる力を貸してくれ。若いの!

 そのハラトについて聞かせてください。

デス ロード ハラト...傲慢なイントルーダー、エンジェルの大敵とも言われる暗闇軍団のリーダーだ。やつの目的は傲慢の塔を占拠し、その最上階に隠されているという古代の秘宝を独り占めすることだそうだ。ロングホーン ゴルコンダとカーノンはやつに付き従う副官だ。その3人がインフェルニウムセプターを1つずつ持っているそうだ。


噂によると、元々塔はエンジェルたちが建てた強力な結界のため、誰も入ることができなかったそうだ。しかし、ハラトは俺が作ってやったセプターを使って、呪術で結界を破壊したんだ。俺が渾身の力で作り上げた芸術品がこんな邪悪なことに使われるなんて...


 こうしてクエは次の段階、傲慢の塔のレイドボス3体を倒すことになりました。
 ・・・これは武器クエの為のレイドツアーまで待たないとダメですね・・・。