運命の囁き(5)
アルティメットで最初にすることは、グレシアに渡ることではなくて、サブクラスのクエです。
ウォーライトさんは既に傲慢の塔に行っているようなので、追いかけてクエを進めますヨ。
まずはオーレンのマエストロ レオリンに、インフェルニウム セプターを返しに行きます。
レオリンの前でインベントリを確認すると
「おお、いんべんとりに私の姿が^^;」
今までウインドウの左側には実際に装備した品が並んでいましたが、そこに装備した姿そのものも常時表示されるようになりました。
でも、単に見えるだけなら画面に常にあるわけですが…アクセ等が縦に並んじゃって、耳とか指とかが分かり難くなったようにも見えますね。
話しをしようとしたら、持ち物多すぎになってました。彩空召喚。ペットインターフェースは変化してませんね。
マエストロ レオリン:
お前、本当に...すごいな...!本当にデス ロード ハラトとその部下たちを倒したというのか...?やっぱり、あの女の言ったことは間違いじゃなかったんだ。
インフェルニウム セプター...俺の最高傑作であり、敗北のカギ...何の未練もなく溶鉱炉で溶かしてしまい、新しい作品を創造して新しい出発を記念するつもりだ。
インフェルニウムは硫黄の匂いがすることから、悪魔の貴金属とも呼ばれる。ミスリルよりも強度が高いのに軽く、非常に立派な素材だ。お前にぴったりの A グレード装備が充分に作れる。しかし、加工過程が非常に難しく、インフェルニウムの研磨剤という特別な材料が必要だと言う。それもまた、どこにでも転がってるものじゃない、非常に珍しい材料だが...。
NPCとのチャットも変わってません。それはどこで?
俺の昔の弟子、クリフのところに行けば手に入るそうだ。しかし、俺は...あいつに会わせる顔がないな。俺がギルドから破門された時にも俺の下を去らないで最後まで残っていたクリフ...なのに、俺は酔っぱらって、やつを怒鳴りつけて追い出してしまった。最後まで俺につき従っていた義理堅いやつだったんだが、俺が追い出したんだから。
お前が俺の代わりにやつに会って、インフェルニウムの研磨剤を手に入れてきてくれ。やつは、この頃オーレン城の村で倉庫番をしているそうだ。じゃ、頼んだぞ、若いの。
目と鼻の先のオーレン村ならすぐですね。クエ情報を見ると・・・
「クエ情報が見難くなったなぁ」
クエストが(一回だけのもの、何度も出来るもの、転職クエ等)種類別に分類されて、詳細は横にずずずっと出てくる中に、エピッククエスト、クエストアイテム、報酬アイテムと3段になって表示されるようになりました。
分類、邪魔です。
そもそもクエの情報を見ようっていうのに、そのクエが一回しか出来ないものなのかなんて気にしませんよ。
それを思い出せなければ、一つ一つ中を見てクエを探さないといけません。
クエの進行状態はコレまでどおりタイトルと”(完了)”の文字で分かりますが、具体的な情報であるエピックのところは5行ぐらいの狭い中に表示されて、ちょっと長いとスクロールしなければ読めません。
狭すぎです。しかもなんだか、文の最初のほうが表示されてないようです?
クエストアイテムはともかく報酬アイテムなんて常時表示している必要な無いでしょう。
この辺は作る側がサービスで何でも見えるようにしようとして、逆にユーザーがその画面で何を一番見ようとするかを調査していない典型のようです。
レオリンの元弟子クリフは、貨物倉庫番でした。
貨物倉庫番クリフ:
レ、レオリン様が寄越されたと?それは本当か?お師匠様がまた作業を始められたってことか?はは...久しぶりに聞く嬉しいニュースだな!
お師匠様は、お元気でいらっしゃるのだろう?その後、忙しさにかまけてお訪ねすることもできず...いつも申し訳なく思っている。あんなに誠実で情熱的な方が、一時廃人のようになった姿を見守った私としては、再びお会いする勇気さえ出なかったというのが正直なところだが...
インフェルニウムの研磨剤が要るんですが。
ええっ?インフェルニウムの研磨剤?お師匠様が必要だと?まさか、また悪魔のために何かお作りになろうと...?以前に悪魔ハラトにあんなに利用されても...あの時、悪魔たちのうまい言葉に騙されて、セプターさえ作らなかったら...
あ!そうじゃないって?じゃ、新しいプロジェクト?
セプターは全て取り返しましたよ。
デス ロード ハラトとその部下から、インフェルニウム セプターをすべて取り戻したとは、それはすごい!このことをギルドの上層部に報告しなければいけないな。お師匠様がギルドから破門された理由が「下界の悪魔と取引をした」という名目のせいだったからだ。でも、そのセプターで何を...?
新しい武器を作るんです。
そうか!一体どんな作品が完成するのか、今から楽しみだ。さあ!これを受け取りな!お師匠様が要請されたインフェルニウムの研磨剤だ。いつかまた使うこともあるだろうと思って、大切に保管しておいたんだ...
じゃ、私は今からギルドの幹部に会いに行って来る。お師匠様のニュースを報告するために。インフェルニウム セプターがこれ以上、ハラトの手の内にないなら...そしてお師匠様がセプターを破壊して新しい作品をお作りになるなら...もしかしたら、お師匠様が赦免されるかもしれない。このことについては、お師匠様に何も言わないように!わかったな?
イイキャラですね^^
私がクリフから研磨剤を貰った頃、傲慢の塔でちょっこさんと一緒に狩りしていたウォーライトさんは、着々とバイウムタッチの代わりの部分を進めていました。
「けっこうそまった?」
「血に染まった布[?]^−^v」
最初はバイウムに会うためのクエの布かと思いましたが、説明を見るとサブクエのでした。ふむむ、それを貰ってから行くんですね。
はやく研磨剤を届けないと。
マエストロ レオリン:
おお、インフェルニウムの研磨剤を手に入れたんだな。ところで、お前、クリフに言わなくてもいいことを言ってたな。あんなことを言ってほしいって、誰が頼んだ?おとなしく頼んだ物だけ持ってくればいいものを...ちぇっ。
とにかく、ありがとう。おかげで、うまく行った。昨日のことだが、黒の金敷ギルド長から手紙を頂いた。俺の過去の罪を許してくださり、もう一度ギルド員に復帰できるという内容だった。そうだ、俺はもう一度、正式にマエストロになったんだ。
これから、お前のために、そして、地に落ちた俺の名誉を取り戻すために、最高級の武器を作り上げて見せるぞ!そのためには、まず、最高級の道具が必要だ。本格的に作業を始める前に、昔、俺が使っていたハンマーを取り戻さなければならない。
はぁ。それはどこ…
俺がギルドから破門された時に押収されたんだ。俺のライバルたちは俺を弁護してくれるどころか、俺が集めておいた材料や道具を山分けするのに躍起になってたな。もちろん、一番大切な作業日誌はちゃんと隠しておいたから、誰にも取られなかったがな。
とにかく、この頃はアデン城の村の鍛冶頭パリスが俺のハンマーを持っているそうだ。一時は俺の下で働いていた弟子だったんだが、俺が破門されると手のひらを返したように裏切ったんだ。プライドが傷ついたから、やつにはとても会えそうにない。頼んだぞ、若いの。お前が行って、ハンマーを返してくれと言ってきてくれ。
クリフは残ってオーレンの倉庫番、パリスは離れてアデンの鍛冶頭。パリスの方が出世したようです。
レオリンはどちらにも会いにいけないのは同じなんですね。
鍛冶頭パリス:
レオリンの友人か?それならもう知ってるな。レオリンの罪はすべて赦免されて、また正式なギルド員になったというニュースのことだ。実際、レオリンのように優れたマエストロが、その間作品活動を禁止されたということは、ギルド全体としても、とても大きな損失だった。おう、そうだとも。
マエストロ レオリンのハンマーをもらいに来たって?よし!レオリンがギルドから破門された時、押収したハンマー、もうこれで返してやろう。さあ、本来の主人に持って行ってくれ。あ、それから、わしもまたレオリンの新しい作品が、完成することを楽しみにしてると伝えてくれ。
あっさり手放してくれました。
ウォーライトさんの方は、にゃんたろさんが加わって布が全部染まったようです。
一方BIGCATさん…
『が〜〜ん。復帰さいしょのMOBでしんだ。』
『あらま^^;』
『あらら』
『もよた?』
『しかも傷つきなった。。』
『リザいくのに』
『猫ふんだろけったりですな』
『うんだ〜〜』
『かりはやめとけってことかな〜〜??飛行船の石とりとかのほうがいいのかも。』
まだちょっと勘が戻ってないのかもしれません。
ウォーライトさんにさらにゆきうさぎさんが加わりました。
マエストロ レオリン:
俺のハンマーを取り戻してくれたんだな。よし!手にずしりと感じるこの感覚、本当に久しぶりだ!溶かしたインフェルニウムも、ほとんど準備できているし。これで本格的に作業が始められそうだ!あとは、型さえあればいいんだが...、エッヘン...。
もうセプターは溶かしていましたか。
エッヘンって…はいはい、型はどこですか?
それはだな...去年、飲み代に回してしまって...なんやかんやで...エッヘン、オーレン城の村の商人ゼンキンに売ってしまったんだ。
それでだな、お前がゼンキンさんのところに行って、俺の型を買い戻せるか、一度聞いてみてくれるか?どうだ、やってくれるんだろ?まあ、お前は最近見かけない気さくな若者だからな...、ははは。
”若いの!”から若者になりました。助けると言った手前、勿論行きますけど。
商人ゼンキン:
マエストロ レオリンの型?そう。1年前、私がレオリンさんから買ったよ。それも、かなりの大金でね。実は、あのような有名なお方の道具が手に入るチャンスだし、少しぐらい高くても買うつもりだったのだが、とんでもなく安い値段で売ってくれるというので、思わす買ってしまったんだ。
レオリンさんは、お金を受け取るとすぐに飲み屋に飛んでったけど?一時は皆に尊敬される職人だったのに、本当にもったいない...
その型を買いたいんですが。
どうしよう?もう別の人に売ってしまったんだけどなぁ。考えてもみなよ。他でもない、王国で10本の指に入る腕利きの職人が使っていた型だ。それを欲しがらないやつがいるかい?
一度帳簿を調べてみるから、ちょっと待ってな。ああ、これだ。何ヶ月か前にマジスター カスパーさんが型を買って行ったんだ。カスパーさんはハーディンの私塾に住んでる人だ。これでいいだろ?
さっきウォーライトさんが染めてた布の持ち主もカスパーでした。
そろそろですね。
「ハーディン行きます」
「玉かっといてね」
あ…もう飛んでしまいました^^;
マジスター カスパー:
マエストロ レオリンの型を探しているんですね。あなたは、レオリンさんを手伝っているという勇士ですね。なるほど、注目に値しますね。
あっ、失礼...、独り言です。とにかく、その型を手に入れるのも大変だったんで、頼まれたからって、そう簡単にあげられる物じゃないんです。売ってくれって言われたら、あなたにはとても払えないようなとんでもない額を言うしかないですね。しかし、全く手がないわけではありません。型を返す代価として、あなたが1つ頼まれてくれるなら...。
はい、どんなことでしょう。
レオリンのために働いているそうですね。傲慢の塔を探索したそうじゃないですか。そうです。ハーディンの私塾は単なる教育機関ではありません。近頃の世の中の流れを、注意深く観察する役割も果たしています。
特に最近は、傲慢の塔に視線を注いでいますが、あそこに関心があるのは我々だけではありません。今、この瞬間にも、あの塔に隠されているという古代帝国の遺産を奪おうと、さまざまな勢力が競り合っています。もちろん、我々が狙っている物とはちょっと違いますが...
ここで選択肢が出ました。
ウォーライトさんも言ってましたが、
あなた方が狙っているものって何ですか(バイウム対面)
ハネーリンのようにエンジェルに興味があるんですか(傲慢の塔のモンスターハンティング)
そのままな選択肢です(^^;;;
元は「あなた方が…」の方だけだったんでしょう。そこに2つ目を入れ、区別出来るようにと括弧付きで内容を書いてしまい、結果カスパーとのやりとりの答えが先に見えちゃいました。
カスパーは両方を狙っていることにして、どちらをするか?という流れにしたほうが良かったんじゃないでしょうか。
もちろん選ぶのはエンジェルの方ですが。
さすが、鋭いですね。我々が傲慢の塔で手に入れたい品とは、他ならぬエンジェルの血。ハネーリンに強力してるというのなら、おおよそのことはすでに知ってるでしょう。それでは、私の渡す30枚の白い布を、傲慢の塔のエンジェルの血で赤く染めあげてきてください。
傲慢の塔へ出発です。
ギランに飛んで召喚の玉を買いました^^;
「出でませ!何気にLvあがってる美津樹さんw」
「なにげにって^^;」
「ようこそ^^」
「ありり^^」
怪しげな言葉と共に傲慢の塔8Fに呼ばれて、ウォーライトさんちょっこさんにゃんたろさんゆきうさぎさんと合流しました。
「この白い布を染めるのがバイウムタッチの代わりなんだ」
「そそ^^」
倒す相手はエンジェルのほかにプラチナムも入っていました。というか逆に最初クエ情報の中に天使と書いてあるのが見つからず、プラチナムだけかと^^;;
私がアデンをうろうろしている間ウォーライトさんは下の階で染めてたようで、ここで染まらなければ下の降りようと言ってましたが、1枚染まったのをきっかけに次々染まり始めました。
25分程で
「15枚」
「はやw」
やっと半分。エンジェルは倒すと一度だけ復活しますが、その復活の前に染まることが多い気がします。
カスパーの言っていた通り、プラチナムよりエンジェルなのかもしれません。
さらに20分経ち10時を過ぎて後3枚となった頃、フーニャさんのインが見えてPTに入れられてました。
「なんとなく捕まえたw」
「ほえ^^」
「w」
「(゚ロ゚;)」
もうすぐ染め終わるんですけど…アイゼフさんが来るかという話をしてる最中に最後の1枚。
「できた〜」
「おめ^−^」
「おめ^^」
「おめー」
「おめっと」
そして折角なので、アイゼフさんともう1エンチャ分くらい狩りをして、今日のクエは終了になりました。
「クエ進めといてね」
「はいい^^」
「うちも今から・・・・・買い物よw」
いよいよこのクエの一番お金が掛かる段階になってきたようです。B最強武器と1000個近いBクリ。
お金、無いんですけど・・・。