運命の囁き(終)

 ハートイベントがまもなくドロップ期間終了です。
 集めた破片で何度かじゃんけんをしましたが薬以外のものにはならず、残りはギラン広場にあった買取露店に全部売ってきました。
 1.3M ぐらいになりました。
 そして、そのお金でBクリを購入。
 ようやく武器クエことサブクラスクエ「運命の囁き」を進められる段階になりました。

エストロ レオリン:


クリスタル:Bグレードを984個、全部手に入れてきただろうな?ちょうどいい時に来てくれた。クリスタルを入れるのにぴったりの温度だ。


これこれ、まだ終わってないぞ!材料がもう1つ要るんだ。純粋なインフェルニウムは、武器にするには柔らか過ぎるからな。純度の高いミスリルを混ぜて合金を作らなければならない。


だが最近は、何しろ質の良いミスリルの原石が見つからなくてな...いっそのこと、Bグレードの武器を溶かす方が確実だ。わかったな?


さあ、どんなBグレード武器を持ってきてくれるんだね?お前が持って来る武器に合わせて溶解液の温度と成分の比率を合わせるから、後から武器の種類を変えることはできないぞ。慎重に選ぶように!!!


それから武器のエンチャントや特殊能力は溶鉱炉に入れた瞬間消えてしまうから、その点も注意するんだ!精錬に用いられた武器は使い物にならないということも頭に入れておけ!そして量産型武器も使用できないぞ!

 4月7日 からいままでずっとインフェルニウムをぐつぐつやってたんですか^^;
 もちろんBクリを持ってきましたし、B最高武器もこの為に作ったサムサムを持ってきました。

お前が手に入れて来ると約束した武器はサムライ ロングソードの二刀流だ。本当にこれに決めるんだな?

 こんな確認の手順があるとは思ってなかったです。

よし、それじゃあお前がサムライロングソードの二刀流を持って来るまで、俺は溶鉱炉の火をくべておくよ。難しい頼みだってことはわかるが、どうしても必要な物だから頑張ってくれ。


すでに精錬に用いられた品は使えないから、精錬されていない品だけを持ってこい。量産型武器も使用できないからな。絶対だぞ!!

 実際量産武器が登場して二刀流も出来ると聞いた時は、その量産サムサムでクエ出来たらな〜と思いました。少しでも節約したいですもんね。


 手にしていたサムサムをすぐレオリンに渡します。

エストロ レオリン:


文句のつけようのないサムライロングソードの二刀流だな。うむ、これならいいだろう。


さあ、望みのAグレードの武器はどれだ?こう見えても製作図はすべてこの頭の中に入ってるんだ!遠慮なく言ってみろ。俺がちゃちゃっと完成させてやろう。

 これが、迷ってました。
 Aグレが出来た当初ならともかく、今ではここで選べるものはあんまり使われなくなってる感じです。
 実際私はもうSOM持ってますし。
 クリスタライズしてしまうならどれも同じなのでどれでもいいわけですが、何かで使えそうならそれをと思って…何が使えるか思いつかないのです。
 特に打撃武器の場合、中級A武器でも量産品が出回っているわけで、ナイトやドワおじさんがもしAグレを使うようになったとしても、そっちで良いと思っています。
 だとしたら魔法武器?
 魔法武器を使うのは私とDEだけです。DEがAグレを使っている状況が想像つかないので、多分そこまでは上がらないような…。
 結局使わないだろう方向ですか。
 それなら、オーソドックスな武器ということで、タラムにしましょうか。

若いの、俺が作業している間、待っててくれ。もうすぐ、みんなが驚くような素敵な武器を完成させるから、楽しみにしていてくれ!


トン!カン!マーブルのハンマーで叩け!彼女の窓を叩くように!トン!カン!


カン!トン!パアグリオの炎で熱する!彼女に愛を語るように!トン!カン!


トン!カン!エヴァの水につける!彼女の涙を拭くように!トン!カン!


トン!カン!サイハの風で冷やす!彼女の微笑が俺の耳元で!トン!カン!


トン!カン!冷たい金属の中から燃え上がる炎の情熱!そんな感じで、俺の心に愛が花咲く!カン!トン!


...完成だ!ハッハ!自慢じゃないが、Aグレードの武器をじかに作れるドワーフは大陸でも数えるほどだ。その中の1人の俺、マエストロ レオリンがこのタラム ブレードをお前にあげよう!あっ、そして、これもお前にやろう。革命の不死鳥、黎明の伝令と呼ばれる星座をテーマに作った証だ。以前、俺のところに来た女が作ってくれと頼んでいたっけ。新しく作った武器と一緒にお前にプレゼントしろってな。


じゃ...もうお別れか?今まで、色々とありがとう。それから、もし、いつかあの女に会ったら、よろしく言っといてくれ!

 サムサムが消え、タラムブレードを貰い、そしてこちらが本命の”運命の星”も貰いました。


 楽しそうに武器を作っていたレオリン。彼がお酒に酔っている間に世界は変わり、A武器にはSOMやDLの中級、タン オブ テミスやシルー ブレードの上級ができ、S武器以降S80のその先まで存在するようになりました。
 彼がギルドに復帰し、”若いの”がタラム等より上位の武器を作っているのを見たとき、どれ程の衝撃を受けるでしょう。
 失っていたのは只の時間ではありませんでした。
 今度は彼自身が”若いの”になり、再び最高のマエストロを目指していけるといいですね〜。